久しぶりの日差し

午前中、短い時間だが久しぶりに日がさした。気分が良かった。覚悟はしていたが本当に見事なくらいキーロフには日照がない。太陽が顔を出すのは週に1回くらいである。これはキーロフだけではなくてロシア南部以外は皆同じなのだろう。ただ意外だったのは昔はもっと日照があったということだ。地元のロシア人がそう言っている。ロシアの温暖化は冬に曇りの日が多くなったことを意味している。曇りになれば放射冷却が起こらないので気温が下がらない。今珍しくマイナス17度になっているがこれは昼間少し晴れた成果だろう。

東京は冬は晴れて乾燥した日が多い。日照はある。だからこの日照不足は東京育ちの私にはかなり辛い状況である。日照不足によるdepressionは覚悟していたが、実際に身体がおかしくなった。(今はもう治ったが)。今までに経験したことのないだるさと無気力に襲われたのである。私は日照不足を疑い、ビタミンDを飲んで乗り切った。今も時々飲んでいる。

今日は午後からFix Priceとグローブースに買い物に出た。まだ少し億劫だったが食料が少なくなっていた。私は食事と栄養には気をつけている。少し頑張った。近場なので滑り止めのない靴で出たがやはりちょっと滑った。ロシア人も滑っている。

たくさん買い物をして帰宅すると疲れて少し寝てしまった。最近は食事の後にもすごく眠たくなることが多い。仕事がないときは遠慮せずに少し寝ることにしている。寝てスッキリした方が効率がいいからだ。

大して仕事をしていないのにすぐ疲れたり眠たくなるのは情けないが、歳なのかもしれない。当然であるが人生は未知の連続である。毎日が新しい体験だ。

コメント (1件)

  1. たぶん日本にいたら出来ない経験だと思います。
    enjoyロシア!
    enjoyキーロフ!

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