永遠の炎

独ソ戦で亡くなったキーロフの人々を追悼する施設である。炎がずっと燃えている。

キーロフは幸いにも戦場にはならなかったが、ここからも前線に沢山の人が送られたそうだ。

第二次世界大戦で亡くなった人の数はソ連が一番多い。多すぎて正確な数がわからないが1,800万人から2,400万人だろうと言われている。

ヒトラーはロシア人(スラブ人)を劣等人種であると考え、絶滅してもいいと考えていたらしい。もし戦争に負けていたらロシア人は全員、奴隷にされるか皆殺しにされていたかもしれない。実に恐ろしい話である。

亡くなった人が生き返ることはない。しかし、亡くなった人に想いを馳せることはできる。私は日本人であるが独ソ戦で亡くなったソ連の人々に時々思いを馳せている。

祈念碑の周りには沢山のバラの花が置かれていた。キーロフの人々は70年以上経った現在でも亡くなった人々を追悼しているのである。

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