夕方から職場の同僚と飲みに行った。少し余裕ができたので親睦を深めたいと思い、私から誘ったのである。メンバーは私、アレクセイ、イリーナ、ゾーヤ、ゾーヤの夫(マクシム)の五人。
店は職場から歩いて10分ぐらいの地下にあった。なかなか感じの良い、繁盛している店だった。
お酒はウォッカ。40度。冷やしてストレートで飲む。正式には小さいグラスで一気飲みをする。それが流儀である。それは分かっていたが私は用心してちびりちびりやっっていた。マクシムは豪快に飲む。イリーナはほとんど飲まない。アレクセイは酒飲みだが自分の酒量は分かっているので、ちびりちびり。ゾーヤは間隔は開けるが結構グイグイ飲む。さすが夫婦である。
用心はしていたが、料理がおいしく話も弾んだのでついつい沢山飲んでしまった。気づくとウォッカ3本空けていた。女性陣はそんなに飲んでいないので男三人で3本空けた計算だ。これは飲みすぎである。
宴会が終わり店を出たあたりから酔いが回り、足元が怪しくなった。心配したアレクセイがタクシーを呼び、私の自宅まで送ってくれた。
ありがとう、アレクセイ。君がいなかったら危なかったよ。これからは飲みすぎないように気をつける。