木曜日の夕方はВаря(ばりゃ)と言う12歳の女の子に個人レッスンで日本語を教えている。ばりゃはあまり英語ができないし、私はかなりロシア語ができない。困った組み合わせなのだが週一回なんとか教えている。テキストは「みんなの日本語」。ロシア語で書かれた解説本があるのでそれにずいぶん助けられている。
個人レッスンはグループレッスンより料金が高いはずだからお金持ちの子女なのだろう。全く事情を聞いていないがキーロフの普通の人が日本語を学ぶ必然性はないので、多分純粋な興味から学んでいるようだ。ありがたい話である。ロシアの地方都市で日本語を学びたいと思い、それを実践している少女がいることに私は感動を覚える。
週1回なので定着は難しいかもしれないが、責任感を持って教えていくつもりである。